週末、キルトたちはお仕事中。
半分は函館で、「ユメこえ」と共にハロウィーンのイベントで活躍。
もう半分は登別で、講演と展示のお仕事。
「新婦人フェスタ in 登別」というイベントで、「旅するキルト2010」の講演と展示でした。
「キルトを作るようになったきっかけ」 と 「旅の話」 をしてね、というリクエストをいただいてあちこちで話しているのですが、これがなかなか難しい。
「旅」だけでも3月から8月まで、ナガサキ〜ヒロシマ〜アメリカ〜ヒロシマ〜ナガサキ、と長い長い旅でしたし、イラクの子ども達との関わりは「絵と出会った」時点からだけでも5年分。
本当にいろんなことがあって、今の形にたどり着いたから、「きっかけ」なんて一言でまとめられないんです。
結局、1時間の講演時間をめいっぱい使って、どうにかこうにかはしょって話しましたが・・・。
聞いている方も内容が多くて疲れただろうなぁ・・・と思います。
それでも、こうして伝えてゆくことに意味があると思うんです。
まず展示を見て、それから話を聞いて、そのあとでまた展示を見る。
そうしたら「さっきとは違って見える」とみなさんおっしゃるんですね。
そして、「何かしたい。何が出来るでしょう?」と聞いてきてくれます。
「あら、きれいねぇ。すごい刺繍ねぇ」 と、もっぱら「キルト」そのものに関心が向いていた人たちが、
「この子」に関心を向けてくる。 それは、すごい変化だと思います。
10月、ということでサブリーンのキルトを中心に並べました。
サブリーンは、今も仲間たちの命を支え続けています。
ありがとう、サブリーン。