6月23日(火)夜、札幌市北区の「ぽのぽの食堂」にて、ささやかな「キャンドル・ナイト」を行いました。
6月23日は、
沖縄慰霊の日
大倉記代さんの命日
新月の日
福岡県星野村からヒロシマの「平和の火」が届いている
・・・と、色々な日が重なる日でした。
大倉さんは、「想い出のサダコ」の著者で、イラクのガンの子ども達の支援を続けてこられた方です。残念ながら去年の6月23日に亡くなりました。
ヒロシマの折鶴をかかげた女の子の像のモデル、佐々木禎子さんとの想い出を綴った著書は、ふつうの思春期の少女としての「サダコ」を伝えていて胸にしみます。
同じように、思春期の少女だったディヤールの命日は6月4日。
もう一人の少女、アスラールの命日は7月15日。
ちょうど、真ん中あたり6月23日に二人の絵のキルトを飾って、ヒロシマの原爆の残り火である「平和」の火をロウソクに灯して、イラクの子ども達の「命」の話をしました。
ロウソクは、市内の作業所でつくられた物を使い、売り上げの一部がイラクの子ども医療支援募金になる「キャンドル・フォー・イラクチルドレン」。
沖縄、ヒロシマ、ナガサキ、イラク、星野村、札幌・・・・
みんなつながっている。
「平和の火」の中継地・京都に集まった全国各地の若者達の寄せ書きを記した「ラナちゃん」の絵のキルトも披露され、人と人のつながりがより感じられたのではないかと思います。
ハウラの赤い木のキルトも皆さんにかいてもらったたくさんの花の絵で埋まりました。
つたない紙芝居の語りと歌に拍手してくださった参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
イラク関係のボランティアの人は二人だけで、あとは皆さんは「イラクの子ども達の話を聞くのは初めて」という方ばかりでした。
半分は初対面同士。
人のつながりってすごいなぁ、優しさは伝染するんだなぁとしみじみ感じた夜でした。
(のぶえ)