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1946年のアメリカ

 
 「サダコ」に関連して、もう1冊紹介したいです。

「ヒロシマから帰った兄」
マリアン・D・バウアー・著 久米穣・訳 佑学社 1992年

原作は
「RAIN OF FIRE」 Marion Dane Bauer 1983年

著者はアメリカ・イリノイ州出身。 1945年当時、十代の少女だった彼女は、原爆投下によって何十万人もの人たちが死んだことに疑問を持ち続けたそうです。 そうして、30年後にこの物語を書きました。 1946年のイリノイ州の小さな町を舞台に、12〜14歳の子ども達のひと夏の物語として、「第二次世界大戦後のアメリカ」と「戦争が普通の人たちの暮らしにどう影響していたか」を描き出しています。 中でも、「占領軍」として「ヒロシマ」にいた兄・マシューと、弟で12歳の少年・スティーブのやりとりを読んでいると、色々なことが思われます。
ストーリー展開が面白いので、あとは内緒、ばらしません(笑)。

私は20代前半に出会った友人たち、中でもアジア各国から留学してきた人たちから「原爆は天罰だ」と言われたことはあります。日本軍がしたことをある程度知っていたので、「そう考えるのも無理ない」「でも、原爆は使うべきではない。誰に対しても」と思っていました。
けれど、落とした側、戦争に勝った側の人たちとは話したことがなかったんです。今まで、ずっと。
今年、キルトを運んで「アメリカ横断」をしたことで、「原爆を落とした側」にいる人たちのことを、ようやく知り始めたところです。
様々な「記録」を読む中で、「普通の人たち」を描いたこの物語に出会えたことは、とてもラッキーでした。 

著者は、「この作品で、うったえたかったこと」として、こう記しています。
「人は、自分自身が傷つくことなしに、他人を傷つけることはできない」
と。
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